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シグネチャーパビリオン特集②~大阪・関西万博 EXPO2025~

パビリオン

2024.5.13 河森プロデューサー「いのちめぐる冒険」 パビリオンロゴと津田健次郎さんナレーションのプロモーションムービーを追記しました🙌

万博中心部に作られるパビリオン「シグネチャーパビリオン」特集の第2弾!

シグネチャーパビリオンとは、各界で活躍されている8人の素晴らしいプロデューサーの方々が、それぞれのテーマで作られるパビリオンです

第2弾の今回は、下のマップ⑤~⑧「いのちを知る」 「いのちを育む」 「いのちをつむぐ」 「いのちを守る」4つのテーマのパビリオンを見ていきたいと思います

出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HP

前回①~④のパビリオンを紹介した記事はこちら👇

大阪・関西万博(EXPO2025)
いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)

開催期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月)184日間(9時~22時)
開催地:夢洲(大阪市此花区)
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いのち動的平衡館~Dynamic Equilibrium of Life~ 福岡 伸一プロデューサー

「いのち動的平衡館~Dynamic Equilibrium of Life~」は、生物学者・青山学院大学教授 福岡 伸一さんがプロデューサーをつとめるパビリオンです

福岡伸一さんの著書は多数あり、サントリー学芸賞、および中央公論新書大賞を受賞した『生物と無生物のあいだ』は、67万部を超えるベストセラーとなりました📕

ほかにも『動的平衡』シリーズや2023年に初愛された坂本龍一さんとの共著「音楽と生命」を発売!こちらは、ハカセ(福岡伸一さん)と教授(坂本龍一さん)が、生命と音楽を語った対談が本になっています📚

テーマ「いのちを知る」

コロナ禍に苛まれ、ますます分断が深まる現代社会。混迷から抜け出せないのはなぜだろう。
それは「いのち」とは何かを考える根本的な視点「生命哲学」が抜け落ちているからではないか

「いのち動的平衡館」では、動的平衡をキーワードに、よりよい社会と地球の未来に向けて、
いのちを捉えなおすためのフィロソフィーを手渡したい

あなたと環境とのあいだには実は明確な境界線はない。あなたを構成している原子や分子は絶えず環境との間で交換されている。そしてあなたのいのちは、38億年前に奇跡的に生まれた、たったひとつの細胞から出発した壮大な流れの中にあり、未来に手渡されていく。これが動的平衡
あなたの生命観を根底から揺さぶり、生きることの意味と希望を再発見する体験をお届けします

引用:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HPより

 『動的平衡』?? わからない言葉ができました😓わからないことが出てきたら得意の検索💻

動的平衡とは…

相反する2つの力、合成と分解が絶えず拮抗(きっこう)しつつ、あやうい平衡を保つ状態
カニマル
カニマル

んー、いろいろ調べてみたのですが、筆者の頭脳では「動的平衡」を理解することができませんでした🤯実際にパビリオンを拝見して、勉強します!!

「いのち動的平衡館」は、38億年間生物が協力しながら一度も途切れることなくバトンタッチされ続けてきた『動的平衡』を、光の粒子の一大ショー✨✨で表現するパビリオンになるそうです

生命観を揺さぶる貴重な体験ができるらしい

出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HP
出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HP

「いのち動的平衡館」を建築されたのは、建築家の橋本尚樹さん。建築コンセプトは「うつろう建築」

薄い細胞膜がふわりと大地に降り立ったような屋根を持ち、柱は一本もないそうです

柱が一本もない??どうやって建てられるのだろう。屋根は何がささえるのだろう。早く見たい👀

公式サイトはこちら

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いのちめぐる冒険 河森 正治プロデューサー

「いのちめぐる冒険  今、ここに共に生きる奇跡」は、河森 正治さんが担当されるパビリオンです。 河森 正治さんは、アニメーション監督、メカニックデザイナー、ビジョンクリエーターの方です。

河森さん監督としての代表作は、有名な「マクロスシリーズ」「アクエリオンシリーズ」🤖

また、 PlayStation用ゲーム『アーマード・コア』のメカデザインも手掛けられています🎮2023年には、アーマード・コア6が発売されましたね!!

テーマ「いのちを育む」

いのちの未来 技術と融合することにより、いのちの可能性を拡げる

はかなくて、尊くて、力強くて、愛おしくて、
美しいいのちの輝きと、
宇宙・海洋・大地に宿るあらゆるいのちのつながりを表現。
人間中心からいのち中心へのパラダイムシフトと、
いのちを守り育てることの大切さを訴求することを目指す。

引用:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HPより
出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HP
出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HP

「いのちめぐる冒険  今、ここに共に生きる奇跡」パビリオンでは、現実の風景に仮想の映像を重ねる技術などを活用するそうです。来場者は、ゴーグルを着用!!(こういうゲーム性のあるの大好き🥰)

約10分ほどの短時間の中で、さまざまな生物の命をめぐる冒険を疑似体験して、命のつながりを感じてもらうコンテンツになる予定です

パビリオンロゴ

こんなロゴ見たことない!

こちらの動画をご覧ください👇

出典:YouTube 河森正治チャンネルより

ロゴが次から次へといろいろな生き物に変化する!目が離せないです

こちらのロゴを作ったのは、アートディレクター 徳野 佑樹(とくの ゆうき)さん

YouTube 

~2024年5月13日追記~

「いのちめぐる冒険」プロモーションムービー👇

ナレーションは大人気声優ツダケンこと津田 健次郎さん

出典:河森正治 Official Web Site

公式サイトはこちら

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EARTH MART 小山 薫堂プロデューサー

「EARTH MART」は、小山 薫堂(こやま くんどう)さんのパビリオン!放送作家・京都芸術大学副学長をされているいます

映画『おくりびと』の脚本を担当されたり、人気番組『料理の鉄人』『世界遺産』を手がけられたり、たくさんのヒット番組にかかわられてきた方です

大ヒットした『おくりびと』は、小山さん初脚本だったそうです📚初脚本で日本アカデミー賞の最優秀脚本賞も受賞!万博にたずさわる方は素晴らしい方ばかりです😲

テーマ「いのちをつむぐ」

私たちのパビリオンでは
地球環境や飢餓問題と向き合いながら
日本人が育んできた食文化の可能性とテクノロジーによる食の最先端を提示し
より良き未来へと導く「新しい食べ方」を来場者と共に考えます。

しかし一方で、次のような後味を残したいと思っています。

食を通じて様々な「当たり前」をリセットすることで
いのちにとって本当に大切なものに気づき、
謙虚な気持ちから感謝や優しさが生まれ、
それが来場者のほのかな幸せにつながる。

そして今夜から、食事の時間を昨日よりも少しだけ大切にしたくなる・・・

世界じゅうの人々に「いただきます」という日本語と
食に向き合う心構えを持ち帰っていただけますように。

引用:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HPより

建築を担当されるのは隈研吾さん

こちらのパビリオン担当の建築家は、国立競技場もてがけた、建築家の隈研吾さん!!

隈研吾さんは、木の建築物の印象がありますが、今回は茅葺(かやぶき)屋根の建物になるそうです

出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HP
出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HP

パビリオン内は、スーパーマーケットの売り場のように作られ、買い物をするときのワクワク感が体験できるそうです

カニマル
カニマル

『料理の鉄人』を手がけられていたから「食」に関するパビリオンなのかな🤔

公式サイトはこちら

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Dialogue Theater – いのちのあかし - 河瀨 直美プロデューサー

「Dialogue Theater – いのちのあかし -」は、奈良県出身の映画監督 河瀨 直美さんのパビリオンです🎥

テーマ「いのちを守る」

人はそれぞれの違いから、「分断」をうみます。
しかし、人は心を持ち、
「対話」をすることができる生き物です。
お互いを対話によって認めあい、
自分が変わることで未来の世界も変わるはず。
いま、森をモチーフとしたシアターで、
心の対話がはじまります。

引用:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HPより

河瀨監督のパビリオンは、廃校となった奈良県十津川村立折立中学校京都府福知山市立細見小学校中出分校、2つの校舎を活用して作られます🏫

奈良県十津川村立折立中学校
京都府福知山市立細見小学校中出分校

1952年(昭和27年)に建設された「十津川村立折立中学校」と、1930年(昭和5年)に建設された「福知山市立細見小学校中出分校」

この2つ校舎を右の図のように配置するそうです👇これ

出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会HP


① は『エントランス』  ここには、奈良県十津川村立折立中学校の南棟が使用されます。

② は『対話シアター』  こちらは、京都府福知山市立細見小学校中出分校が使われ、

③ は『森の集会所』  になるそうです

廃校になった2つの校舎に再び“いのち”を吹き込む河瀨監督!!なんでこんなこと思いつくんだろう😊本当にすごい!の一言。

このパビリオンの『対話シアター』では、初めてであう全く知らない2人が、⼀期⼀会の対話をするという経験ができるそうです。毎回話す相手は変わり、世界のどこかにいる人だそうです😲

ここで、筆者2つの不安が発生…😟

1つ目、私は人見知りです。大丈夫でしょうか?

2つ目、日本語しか話せません。大丈夫でしょうか?

でもでも、でもでも、そんな経験ができるからこその万博!この小さな不安も含めて、河瀨監督のパビリオンがとても楽しみです🎵こちらは、2024年1月施工予定!!建設が始まっていますね✨

YouTube 

河瀨監督がパビリオンについて語った動画がこちらです🎥

シニアアドバイザー

河瀨監督はパビリオンにたずさわるだけではなく、万博のシニアアドバイザーも兼務されています!

シニアアドバイザー とは…
2025年日本国際博覧会協会が、重要な課題や専門なことがらについて、専門家から知識・技術・経験などをアドバイスしていただくため設置したものです

シニアアドバイザーは、総勢15名!!超有名人が勢ぞろいです(敬称略)

  • 安藤 忠雄 (建築家)
  • 池坊 専好 (華道家元池坊 次期家元)
  • 大﨑 洋 (吉本興業ホールディングス株式会社代表取締役会長)
  • 桂 文枝 (落語家)
  • 河瀨 直美 (映画監督)
  • ロバート キャンベル (国文学研究資料館長)
  • コシノ ジュンコ (デザイナー)
  • 五神 真 (東京大学総長)
  • ウスビ・サコ (京都精華大学学長)
  • 千 宗室 (茶道裏千家 家元)
  • 西尾 章治郎 (大阪大学総長)
  • 宮田 亮平 (文化庁長官)
  • 山極 壽一 (京都大学総長)
  • 山崎 直子 (宇宙飛行士)
  • 𠮷田 憲司 (国立民族学博物館長)
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他のシグネチャーパビリオンについて

他4つのシグネチャーパビリオンは、以前公開したこちらの記事で紹介しています😊

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