大屋根リングが大好きな私!!
あれだけ大好きといっておいて、やっと、大屋根リングの記事を書くの?? いまさら感は全くぬぐえないのですが…(本人が一番感じております😢)
というのも、先日(ちょっと序盤から語ります)イベントカレンダーをじっくり見ていて…国のイベントはある、パビリオンのイベントはある、でも大屋根リングのイベントってないよなぁ、って
「大屋根リング」デーがあったら私、絶対予約するのに~~
例えば、大屋根リングが虹色に輝くとか、リング上で藤本さんの講演が聞けるとか、大屋根リングの上で(下でも可)リレー大会をするとか…なんかあったらなって思うのです!!
そんなことをいつもながらのんきに考えていた時に、私、大屋根リングについてはサイトに書いていないわ、と気づきました(おそい💦)
ということで、前置きが長くなってしまいましたが…
今回は「大屋根リング」について調べて書いてみます!よろしくお願いします🙇
~大阪・関西万博(EXPO2025)~ いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives) 開催期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月)184日間(9時~22時) 開催地:夢洲(大阪市此花区)
大屋根リング
~2023年11月~ 夢洲に行った時、初めて大屋根リングを生で見ました👀
その時に見たのは大屋根リングのほんの一部分。一部分なのに想像以上に大きい、そしてなにより木がキレイに規則正しく組まれている!私は、一目ですっかり大屋根リングの虜(とりこ)になりました✨
大屋根リングの大きさはどれくらい?
大屋根リングは「世界最大級の木造建築物」だと言われています!最大級?どのくらいの大きさか調べてみると…
まずは、高さ。リングの内側は一番低くて外側に向かってどんどん高くなっています。一番低い内側で12m 建物4階くらいの高さです。十分高い!!
一番高くなっているところでは20m(道頓堀のグリコの看板が20mだそうです)😲
そして、横幅は30m!! 👇この写真の正倉院の横幅が33m
正倉院の前に立っているミャクミャクがとても小さく見える!こんなに横幅が広ければ、たくさんの人が一度に歩き回ることができそうです🚶♀️
それから…大屋根リングはリングというだけあって直径が615mの円🙆 一周は、2km。陸上のトラック5周分です🏃♀️💨
2kmは大体3,000歩らしいです。大人が歩いて20~30分くらいかかるそうです🚶♂️
どんな建築技術で作られているの?
こんなに大きい大屋根リング。どのようにつくられているのでしょうか??
大屋根リングの建築には日本の伝統的な貫(ぬき)工法が使われています
貫工法とは…日本の伝統工法で、木材に開けた穴に別の木材を通して格子状に組み立てる技術。
京都・清水寺の「清水の舞台」にも用いられています。
大屋根リングは、この貫工法を現代に対応できるようにアップデート!
安全性を確保するために一部、金属の部品を使用し補強。耐震性や耐久性を強化しています💪
またリングの建設は3つのゼネコン(大林組JV・竹中工務店JV・鹿島建設JV)が担当🏗
それぞれ独自の工法や技術を用いて建設しているため、1つのリングで3通りの接合を見ることができるそうです👀
大屋根リングの役割とは?
大屋根リングにはさまざまな役割があります😊
「展望機能」としての役割
大屋根リングには、階段8カ所・エスカレーター5基・エレベーター6基が設置されるそうで、それらを使って2階(屋上)にあがることができます🧗♂️
2階に上がると、万博会場全体をぐるっと見渡すことができます👀
次はあの赤いパビリオンに行ってみようか!などと、2階で考えるのもいいかも💡
そして、リングの外に目を向けると、大阪の街並みだけでなく、神戸の街並み・六甲山・淡路島・明石海峡大橋など瀬戸内の景色まで見ることができるそうです🤩
「会場内の動線」としての役割
大屋根リングの大きな役割、それは『動線』としての役割です
1階「グラウンドウォーク」2階「スカイウォーク」ともに広いスペースがあるため、たくさんの来場者が歩くことができます🚶♂️🚶♀️
1階「グラウンドウォーク」👇
2階「スカイウォーク」👇
円になっていることで、行き止まりがない!!これは、広い会場内を移動する際にとても便利だと思います👍
そして、方向音痴の人にはすごくありがたいです✨(真逆のほうに歩いていて、行き止まりにぶつかり、間違えた引き返そっか…っていうことが円だとないはず!)
「滞留空間」としての役割
そして大屋根リングの1階は、日差しをさえぎることができます。また、雨や風も避けたりできるため、休憩所にも使用される予定だそうです!
さらに2階には、芝生がしかれるので、寝転んでゆっくりすることもできそうです😊 芝生に寝転がって星空を眺めたい☆
夕方の景色
夕方は、夕日が当たって大屋根リングはキレイなオレンジ色に🌇
※藤本さんが撮られたお写真が最高ですので、貼らせていただいています。勝手に申し訳ございません🙇
最高じゃないか!!
夜の景色
夜になると大屋根リングは、ライトアップされキラキラ輝く✨✨
2024年5月に行われた大屋根リングの試験点灯のようす↓
そして、このライトアップ🔦 季節の目安となる『二十四節気』(約2週間ごと)でライトの色が変わるのだそう💡
会期中の二十四節気はこちら👇
名称 | 日付 | |
清明(せいめい) | 4月4日 | 清々しい春の息吹を感じる頃 |
穀雨(こくう) | 4月20日 | 地上にあるたくさんの穀物に雨が振り、水分と栄養がため込まれる頃 |
立夏(りっか) | 5月5日 | 夏がはじまる頃 |
小満(しょうまん) | 5月21日 | あらゆる生命が満ちていく頃 |
芒種(ぼうしゅ) | 6月5日 | 稲や麦など芒(のぎ)のある植物の種を蒔く頃 |
夏至(げし) | 6月21日 | 一年でいちばん昼の時間が長くなる頃 |
小暑(しょうしょ) | 7月7日 | 梅雨が明け、暑さが本格的になる頃 |
大暑(たいしょ) | 7月22日 | 一年でもっとも暑さが厳しく感じられる頃 |
立秋(りっしゅう) | 8月7日 | 秋の気配が少しずつ感じられる頃 |
処暑(しょしょ) | 8月23日 | 夏の暑さが和らぐ頃 |
白露 (はくろ) | 9月7日 | 草花に朝露がつき、白い粒のように光って見える頃 |
秋分(しゅうぶん) | 9月23日 | 春分と同じように、昼と夜の長さが同じになる頃 |
寒露(かんろ) | 10月8日 | 夜が長くなり、露がつめたく感じられる頃 |
会期中の二十四節気は❝13種類❞。13種類のライトアップが見れるなんて楽しみです!
ライトがつくとまた最高!!
好きな景色
さいごに夕方でも夜でもなく、ただただ好きな景色を載せさせてください🙏
これが1番好きです👇
いやー、良すぎる!!たまらん!
大屋根リングを設計されたのは?
大屋根リングの設計をされたのは、大阪・関西万博会場デザインプロデューサーで建築家の 藤本 壮介(ふじもと そうすけ)さん
藤本さんは、大屋根リングだけでなくパビリオンの配置など会場全体のデザインにも携(たずさ)わっていらっしゃいます😊そして、私は個人的に「X」での広報力に脱帽しております!!
藤本壮介さんの作品を少しだけ抜粋…ラルブル・ブラン(フランス・モンペリエ)、ハンガリー音楽の家(ブダペスト)、白井屋ホテル(群馬)
東京駅すぐそばの “TOKYO TORCH”、仙台の音楽ホール、新潟の三越跡、楽しみですー✨
2024年5月。講演を聞きに大阪大学に行きました🏃♂️その時の動画がこちらです👇
お話の中で、大屋根リングについて…
円(丸)にしたことで万博の理念である「多様でありながら、ひとつ」を視覚的に表現!
円にすることでここに世界のみんなが集まっているよ~と一目でわかる!!
大屋根リングの外側を高くすることで、空がまんまるに切り取られる。地球に立っていながらもう一つの地球が目の前に浮かんでいる感覚に!!!
藤本さんご本人のお話をうかがって、大屋根リングには、いろいろな想いが込められていることを知りました!開幕後は、上にのぼったり、下を通ったり、近くで見たり、芝生に寝転んだりするのが、とても楽しみです✨
大屋根リングの写真
リングの虜になった2023年11月から、毎月撮っている写真です📷
違う場所から撮ったりしていますがご了承ください🙇
2023年11月
2023年12月
2024年1月
2024年2月
2024年3月
2024年4月
2024年5月
2024年6月
2024年7月
2024年8月
2024年9月
2024年10月
万博が開幕したら、大屋根リングの写真をたくさん撮って、それを眺めながら晩酌したいと思っています😎
当ブログの紹介です✨
このブログでは、入場チケットの種類の解説もしています🎫種類が多くてどのチケットを買ったらいいか迷われている方へおすすめです😊
また、チケットの買い方(万博ID登録の方法)、会場近くのアクセス便利なホテルも紹介しています🏨
見ていただけると嬉しいです✨
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